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うつ病について
気持ちが落ち込み、わけもなく涙が出る、憂うつな気分が続く、不安で仕方ない、いらいらが止まらない、という方や、眠れない・疲れやすいなどの体の症状があるのに、内科では何も問題がないと言われた方は、もしかしたらうつ病かもしれません。
うつ病の主な症状
- 気持ちや考え方
- わけもなく悲しい気持ちになる、何でも自分が悪いと感じてしまう、死ぬことについて考えてしまうなど
- 身体症状
- だるい、疲れやすい、頭痛、肩こり、不眠(寝つけない、よく眠れない)・逆に眠りすぎてしまう、食欲低下・過食、便秘、体の痛みなど
- 行動面
- やる気がなくなる、おっくうになる、興味や関心がなくなる、考えがまとまらない、物事を決断できなくなる、仕事や学業に集中できないなど
うつ病は、こういう状態が長く続き、日常生活に支障が出てしまう病気で、気持ちの問題ではなく、脳の働きが低下したために起こる病気です。 うつ病は、適切な治療を受ければ、治る病気です。
脳が疲れ、エネルギーが著しく低下した状態なので、一番大切なのは心身の休養です。
もともと、まじめで責任感の強い方がなりやすい傾向にあるため、休むことに罪悪感を覚え、休むのは簡単ではないかもしれませんが、まずはしっかりと脳や体の負担を軽減することが重要です。そして、並行して薬物治療や心理療法・精神療法を行うことが有効です。
心身に不調を感じた時、自分は大丈夫かなと心配な時は、どうぞお気軽にご相談ください。
うつ病の治療法
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■ M&L心理療法
安心、安全感をベースに治療関係性を重視しながら進めていく心理療法です。 -
■ マインドフルネス瞑想法
身体感覚や内面の状態に焦点を当てて「ありのままの自分を見つめて受け入れていく」瞑想法です。 -
■ 薬物療法
必要とされる場合、東西の薬を処方します。